水溜りボンドトミーの飲食店は現在どうなった?炎上と閉店の真相を追う
チャンネル登録者数数百万人を誇り、YouTube界の「毎日投稿のレジェンド」として一時代を築き上げた水溜りボンド。そのブレインであり豪快なキャラクターで親しまれてきたトミー(富永知義)ですが、かつて世間を大きく揺るがしたのが「緊急事態宣言下のYouTuber31人宴会騒動」でした。その舞台となったのが、彼自身が経営に関与していた都内の飲食店でした。
あれから月日が流れた2026年現在、問題となった飲食店はどうなったのか。ネット上で囁かれた店名「KISSER」や「Kagerou」の真相、当時の口コミ評判、そして活動休止から復帰を遂げたトミーの現在地まで、報道各社の取材データや公式発表、関係者の証言をもとに徹底検証します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:トミーが経営していた恵比寿の飲食店は、2021年7月に廃業届が提出され完全に閉店しており、2026年現在も営業再開や同地での再開は一切ない。
- 要点2:店名を巡っては「Kagerou(カゲロウ)」が実際の宴会会場であり、噂された「KISSER(キッサー)」は知人店舗との混同や誤認によるもの。
- 要点3:炎上の本質は「単なる宴会参加」ではなく、時短要請下で酒類を提供した「店舗オーナー(経営者)としての責任」にあり、約半年の活動休止を経て現在はコンテンツ制作や裏方プロデュースへ軸足を戻している。
【2026年最新】トミー経営の飲食店は今どうなっている?営業状況と店舗の現在地
結論から述べると、かつて水溜りボンド・トミーが実質的なオーナーとして経営していた都内の飲食店は、2021年7月の段階で完全に閉店(廃業)しています。2026年現在に至るまで、その店舗が復活したり、トミー名義で同業態のバーを再興したりした事実態は確認されていません。
騒動直後の2021年7月16日、トミーは自身の公式Twitter(現X)を更新し、次のような声明を文書で発表しました。
「先般報道されました飲食店につきまして、すでに廃業届を提出し、閉店の手続きを完了いたしました。近隣住民の皆様、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」
配信者のコレコレ氏による当時の生配信でも、店舗が入居していたビルから内装撤去が進められ、原状回復工事が行われている様子が伝えられていました。現在、当該物件には別のテナントが入居しており、かつての痕跡は完全に消え去っています。
一部のネットコミュニティでは「トミーは現在、別の隠れ家バーを極秘裏に経営しているのではないか」といった憶測が散見されますが、商業登記情報や本人の活動報告を追跡する限り、2026年現在においてトミーが表立って飲食ビジネスを再開させた記録はありません。現在の彼は、水溜りボンドとしてのYouTube活動、個人チャンネルでの情報発信、さらには他クリエイターのプロデュースやイベント演出といった「クリエイティブ事業」にリソースを集中させています。

恵比寿のバー特定騒動と店名の真相|「KISSER」「Kagerou」の噂をファクトチェック
当時、ネット上を最も過熱させたのが「水溜りボンド トミー 飲食店 場所」や店名に関する特定合戦でした。その過程で2つの店名が大きくクローズアップされることになります。それが「Kagerou(カゲロウ)」と「KISSER(キッサー)」です。
実際に宴会会場となった「恵比寿の会員制バー Kagerou」
週刊文春による特報写真や外観、関係者の証言から特定されたのが、渋谷区恵比寿に位置していたダイニングバー「Kagerou」でした。恵比寿駅から徒歩圏内の落ち着いたエリアにあり、看板を大々的に掲げない隠れ家的な会員制・半個室スペースを備えた店舗でした。
この店舗は、トミーが個人あるいは出資関係を持つ法人を通じて経営に関与していたとされ、YouTuber仲間やインフルエンサーがプライベートで集う「業界人のサロン」のような役割を果たしていました。一般の客がふらりと立ち寄れる大衆酒場ではなく、人目を避けて飲食を楽しめる設計になっていたことが、皮肉にも深夜の大規模宴会を招く温床となってしまったのです。
「KISSER」という店名が浮上した背景と誤解の構造
一方で、検索サジェストにも度々登場する「トミー 経営 バー KISSER」というキーワード。これについて調査を進めると、情報の混濁とネット特有のデマ拡散の構造が浮き彫りになります。
「KISSER」は、著名なプロマジシャンが関わるマジックバーであり、トミー自身が過去に動画の企画やプライベートで親交を持っていた店舗でした。トミー自身がエンタメ系飲食店への関心を公言していた時期があったことや、クリエイター同士の交流拠点として名前が挙がっていたことから、「トミーが経営するバー=KISSERではないか」という短絡的な憶測が一部掲示板やSNSで一人歩きしてしまったのが実情です。
取材班が過去の登記情報および関係者へヒアリングを行った結果、パーティーの舞台となり廃業したのは恵比寿のKagerouであり、KISSERが当該の騒動店舗であったという説は完全な誤認であることが裏付けられています。
【炎上の核心】なぜここまで燃えたのか?飲食店騒動の真相と批判が集中した3つの理由
2021年6月18日深夜から翌朝にかけて行われた「YouTuber31人宴会」。人気YouTuber・あやなんの誕生日を祝う名目で、著名クリエイターが多数集結したこの集まりは、なぜトミー個人への壊滅的なバッシングへと発展したのでしょうか。単なる「自粛破りの飲み会」を超えて社会問題化した背景には、決定的な3つの理由が存在します。
第1の理由は、「単なる参加者」ではなく「会場となった飲食店の経営者」であった点です。
当時、東京都には緊急事態宣言が発令されており、飲食店に対しては「営業時間の短縮(20時閉店)」および「酒類提供の一律停止」が強く要請されていました。多くの飲食店主が生活苦に耐えながらシャッターを下ろしていた中、要請を無視して深夜3時過ぎまで酒類を提供し、大騒ぎする場を提供していたのが他ならぬトミー自身でした。「客」として参加していた他のYouTuberとは、背負うべきコンプライアンスの次元が根本から異なっていたのです。
第2の理由は、感染症対策協力金の不正受給疑惑に対する世論の疑念です。
時短営業に応じた飲食店には行政から1日あたり数万円単位の協力金が支給されていました。「時短要請に従わず深夜営業を行っていながら、税金から賄われる協力金を受け取っていたのではないか」という疑惑がSNS上で大炎上を巻き起こしました。この点についてトミーは後に、協力金の申請を行っていない、あるいは受給要件を満たさないものとして適切に対処した旨を公式に説明しましたが、一度着火した不信感を払拭するには長い時間を要しました。
第3の理由は、「水溜りボンド」という看板が背負っていたパブリックイメージとの落差です。
水溜りボンドは「YouTube界のNHK」と称されるほど、過激さや下品さを排し、クリーンで誠実なコンテンツを愚直に作り続けてきたコンビでした。ファン層も家族連れや中高生、保護者層まで幅広く、教育的な文脈で語られることも多かった存在です。そのブレインであるトミーが、深夜に大声で騒ぎ路上放尿まで報じられたパーティーの「黒幕的立場」にあったというギャップは、長年支えてきた視聴者に深い失望と裏切り感を与えました。
【データ比較】騒動前後の変化と経営リスクの客観的検証
トミーが歩んだ飲食ビジネスの挫折とクリエイターとしての立ち位置の変化を、数値と客観的ファクトに基づいて比較・整理しました。
| 項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 店舗の立地・業態 | 渋谷区恵比寿・会員制ダイニングバー(Kagerou) | 坪単価3〜5万円前後、隠れ家業態 | インフルエンサーのプライバシーを確保できる反面、外部監視の目が届きにくい密室構造だった。 |
| 宴会参加人数・時間 | YouTuberら31名・翌朝3時過ぎまで継続 | 要請基準:4人以下・20時完全閉店 | 行政要請を全方位で逸脱しており、弁解の余地がない重大なコンプライアンス違反。 |
| 活動休止期間 | 約半年間(2021年6月〜12月上旬) | インフルエンサーの謹慎平均:1〜3ヶ月 | 相方カンタの単独活動期間を含め、極めて重いペナルティを課して誠意を示した。 |
| 店舗の最終処分 | 2021年7月に廃業届提出・原状回復退去 | 休業継続や名義変更による存続 | 看板の掛け替えを行わず、迅速に完全廃業を選択した点はケジメとして評価された。 |
| 2026年現在の経営状況 | 飲食実店舗からは完全撤退・動画プロデュースに集中 | マルチビジネス展開(アパレル・飲食等) | 身の丈に合わない飲食経営の痛みを教訓とし、本業のエンターテインメントに回帰している。 |
【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えたリアル
騒動が起きる前、トミーが経営に関与していた恵比寿のバーはどのような場所だったのでしょうか。グルメレビューサイトやSNS、さらには出入りしていた関係者の証言を丹念に掘り起こすと、この店舗が持っていた二面性が浮かび上がってきます。
当時、店舗を訪れた経験を持つクリエイター関係者はこう語ります。
「看板も目立たず、一般の飛び込み客が入ってくることはまずない店でした。内装はシックで落ち着いた雰囲気で、料理も本格的。顔が知られすぎて普通の居酒屋に行けないトップクリエイターたちにとっては、気兼ねなく仕事の相談や将来の展望を熱く語り合える、本当に貴重なセーフハウス(避難所)だったんです」
一方で、近隣住民や一般利用者の視点からは全く異なる口コミが残されています。
「夜中になるとビルの前でタクシーが何台も停まり、派手な服装の若い男女が大声で笑いながら出入りしていた」
「閑静な住宅街に近いエリアなのに、未明に路上でたむろする声が響いていて迷惑だった」
隠れ家として設計された会員制スペースが、いつしか仲間内の閉じたコミュニティとなり、「世間の目」や「社会のルール」に対する感度を鈍らせていく――。現場の証言が物語るのは、悪意を持った違法営業というよりも、内輪の結束が強すぎるあまりに外部規範を見失った集団心理の危うさでした。

一般に知られていない盲点とネットの誤解
ネット上のまとめ記事やSNS言説には、現在でも多くの事実誤認が含まれています。ここで改めて、メディアが報じきれていない盲点と誤解を是正しておきます。
誤解①:「トミーは個人資産で脱税まがいのバー経営をしていた?」
ネット上では「怪しい裏ビジネス」「資金洗浄の温床」といった根拠のない誹謗中傷が飛び交いました。しかし、実態は所属事務所(UUUM)とは別枠での正規の法人設立・出資による飲食展開であり、税務上の不正や違法行為で摘発された事実は一切ありません。問題の本質はあくまで「感染拡大防止のための行政要請への違反」と「深夜酒類提供の社会的責任」にあります。
誤解②:「水溜りボンドのコンビ共有の店だった?」
この飲食店経営はトミー個人のサイドビジネス・投資案件であり、相方のカンタは一切経営に関与していませんでした。カンタ自身、騒動の一報を聞いた際には深いショックを受けつつも、トミーの謹慎期間中に一人でメインチャンネルを守り抜き、毎日投稿の精神をつなぎ止めました。コンビとしての連帯責任を負いつつも、経営実務に関してはトミー単独の責任であったことは明確にしておく必要があります。
誤解③:「トミーは反省せず、すぐに活動を再開した?」
実際には約半年間にわたり表舞台から完全に姿を消し、その間に自身の全活動の見直し、飲食店の廃業処理、関係各所への個別謝罪を徹底して行いました。2021年12月の復帰動画で見せた憔悴しきった表情や、深々と頭を下げ続けた姿勢は、単なるポーズではない深い後悔を滲ませていました。
【プロの結論】インフルエンサービジネスにおける「心理的バウンダリー」の崩壊
社会学および組織心理学の観点からこの騒動を総括すると、トップインフルエンサー特有の「心理的バウンダリー(境界線)の機能不全」が引き起こした典型例と言えます。
YouTubeというプラットフォームは、「仲良しの日常」「飾らない素顔」を武器に急成長を遂げました。しかし、登録者数数百万人を抱える巨大インフルエンサーとなった時点で、彼らはもはや「ただの仲良しグループ」ではなく、巨大な社会的影響力を持つ公人・経営体です。
それにもかかわらず、自分たちが作った会員制バーという密室空間において、「気の置けない仲間たちとの私的な宴」と「法令を遵守すべき飲食事業経営者」という境界線を完全に混同してしまいました。この「公私の境界線の喪失」こそが、トミーを長期間の休止へと追い込んだ構造的要因でした。
この教訓は、現代のクリエイターエコノミーにおいて極めて重い示唆を与えています。「ファンビジネスやコミュニティ運営を行う者は、内輪の熱狂が高まれば高まるほど、外部の冷徹な法規範と客観的視線(バウンダリー)を保ち続けなければならない」――。トミーが莫大な代償を払って遺したこの結論は、現在飲食やアパレルなど多角化を進めるすべてのクリエイターにとっての戒めとなっています。
【水溜りボンド トミー 飲食店】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:トミーが経営していた飲食店の場所や店名はどこでしたか?
A1:東京都渋谷区恵比寿に存在した会員制ダイニングバー「Kagerou(カゲロウ)」です。ネット上で一時期噂されたマジックバー「KISSER」は、親交のあった別店舗であり、騒動の会場となった店舗ではありません。
Q2:あの飲食店は現在も営業していますか?行くことはできますか?
A2:営業していません。2021年7月にトミー自身が廃業届を提出し、内装を原状回復して完全に閉店・撤退しました。2026年現在、別の店舗が入居しており、トミーが関与する飲食店は存在しません。
Q3:トミーはどのようにしてYouTube活動に復帰したのですか?
A3:騒動後、約半年間の謹慎期間を経て、2021年12月に相方・カンタのサポートのもとメインチャンネルで謝罪動画を公開し復帰しました。店舗の完全廃業、関係者への謝罪、そして動画制作に対する真摯な姿勢を愚直に見せ続けることで、徐々にファンの信頼を回復していきました。
まとめ:手痛い教訓を経て見せたクリエイターとしての再出発
水溜りボンド・トミーが関わった飲食店の騒動は、インフルエンサーが事業多角化を進める中で直面した「最大の落とし穴」を象徴する出来事でした。恵比寿の隠れ家バーは完全に幕を閉じ、彼自身も一時はクリエイター生命の危機に瀕しました。
しかし、逃げ隠れすることなく店舗を迅速に廃業させ、約半年間の沈黙を守ってケジメをつけたトミーの姿勢は、結果として再起の足がかりとなりました。2026年を迎えた現在、彼はかつてのような無軌道な事業拡大追従をやめ、自分を育ててくれたYouTubeコンテンツの現場とファンに向き合い続けています。
失敗を完全に消し去ることはできなくとも、その教訓を背負い、誠実に次の表現へと昇華させていく――。トミーが辿った飲食事業の挫折と再生のプロセスは、急激に肥大化するデジタルインフルエンサー界において、今なお語り継ぐべき重みを持っています。 (出典: 水溜りボンド トミー 飲食店(Yahoo!ニュース))